今年の4月にAIエージェントを導入してから、もう4ヶ月ほどが経ちました。日々の作業の中に自然と溶け込んでいる今だからこそ、あの頃の自分がどんな気持ちでいたのか、たまに思い出しておきたくなります。まだ何も分かっていなかった、あの最初の数週間のことです。
触れる前に抱いていた期待
導入する前の私は、正直なところ期待の方が大きかったように思います。面倒な作業を代わりにやってくれる、時間が浮く、そんな漠然としたイメージを持っていました。当時読んでいた情報の多くも、できることばかりが並んでいて、それを鵜呑みにしていた部分があったと思います。実際に触れる前の私は、道具というよりも、もっと万能な何かを想像していたのかもしれません。
使い始めてからの戸惑い
ところが実際に使い始めてみると、思っていたようにはいきませんでした。何をどこまで任せていいのか分からず、指示のひとつひとつに迷っていたのを覚えています。うまく伝わらないことがあれば、それは自分の説明が悪いのか、それとも仕組み自体の限界なのか、判断がつかないまま試行錯誤していました。複数のアプリ開発を並行して進めようとしていたこともあり、余計に混乱していたように思います。期待していたほど簡単ではない、という現実を少しずつ受け止めていった時期でした。
小さな手応えの記憶
それでも、ある作業がうまく進んだ瞬間には、確かな手応えを感じていました。うまくいかないことの方が多かったはずなのに、うまくいった記憶の方が鮮明に残っているのは不思議なものです。今振り返ると、あの頃の戸惑いは、これから続いていく歩みの、ごく自然な始まりだったのだと感じています。