AIエージェントを迎えた日のこと

2026年8月3日 1 分で読めます

今日は8月に入ったばかりで、ふと机の前でぼんやりしていたら、導入したばかりの頃の感覚を思い出しました。あれからまだ四ヶ月ほどしか経っていないのに、ずいぶん前のことのように感じます。今日はその、一番最初の頃の話を書いておこうと思います。

導入前に思い描いていたもの

導入する前は、正直なところ期待の方が大きかったです。頼めば何でもやってくれる、という漠然としたイメージを持っていました。自分が説明しなくても、文脈を汲み取って動いてくれるものだと、どこかで思い込んでいたのだと思います。そのイメージは、実際に触り始めてすぐに崩れることになります。

最初に触れた日の戸惑い

導入したその日、最初に感じたのは期待ではなく戸惑いでした。何をどこまで頼んでいいのか、境界線がまったく分かりませんでした。簡単な作業を頼んでみても、思っていた形とは少し違う結果が返ってきて、私が説明を足りなかったのか、そもそも頼み方自体が間違っていたのか、判断がつきませんでした。画面の前で何度も文章を打っては消して、を繰り返していたのを覚えています。

振り返ると、あの頃の私は「相手に合わせる」という発想がまだありませんでした。自分のやり方をそのまま押し付けて、うまくいかないと戸惑う、ということの繰り返しだったように思います。

それでも続けていた理由

うまくいかないことが多かったにもかかわらず、なぜ続けていたのかと聞かれると、はっきりした理由はありませんでした。ただ、一度でもうまく噛み合った瞬間があると、それが妙に印象に残るのです。小さな作業がすっと片付いたときの感覚は、それまでの戸惑いを少しだけ帳消しにしてくれるようなところがありました。

今思えば、あの数週間は結果を出すための期間というより、お互いの距離を測っている期間だったのだと思います。何ができて何ができないのか、私自身もまだ分かっていなかった。だからこそ、期待と戸惑いが同じくらいの重さで同居していたのだろうと、今になって少し納得しています。