導入日を見返すと、2026年4月9日と記録してありました。そこから三ヶ月半ほどが経ちます。最初のころのやり取りを読み返すと、今との差にちょっと驚きます。
最初は、断片しか渡していなかった
導入してすぐの頃、私が任せていたのは本当に小さな断片でした。一つの関数を直してもらう、一つの文章を整えてもらう。そのくらいの単位でしか、渡せなかったのです。
理由は単純で、任せた結果がどう返ってくるか、まだ想像がついていなかったからだと思います。丸ごと渡して思っていたものと違うものが返ってきたら、直す手間の方が大きくなる。そう考えて、確認できる範囲だけを切り出して渡していました。だから一日の中で何度もやり取りが発生していて、今振り返ると、あれは任せていたというより、細かく指示していただけだったのかもしれません。
少しずつ、渡す単位が大きくなっていった
一ヶ月ほど経った頃から、渡す単位が少しずつ変わっていきました。最初は「この行を直して」だったものが、「このあたり一式を整えて」になり、さらに「昨日の続きから今日やるべきことを見て進めて」というくらいまで広がっていました。
変わったきっかけは、はっきりとは思い出せません。ただ、何度かやり取りを重ねるうちに、渡し方を細かくしなくても、意図が伝わることが増えていったのは覚えています。任せる範囲を広げたというより、広げても大丈夫だとわかる場面が、少しずつ積み重なっていった感じでした。
今、線を引いているところ
三ヶ月半が経った今は、複数のアプリ開発にまたがる作業でも、まとまった単位で任せることが増えました。ただ、何でも任せているわけではありません。最終的にどう動かすか、どこで公開するかといった判断は、今でも自分の手元に置いています。
任せる範囲というのは、一度決めたら固定されるものではなく、少しずつ動いていく線のようなものなのだと、この三ヶ月半で感じるようになりました。次にどこまで線が動くのか、今の私にはまだわかりません。