丁寧にお茶を淹れたら、ひと息が変わった

2026年7月18日 1 分で読めます

ティーバッグをポンと入れるだけだった頃

以前の私は、お茶といえばマグカップにティーバッグを放り込んで終わり、でした。お湯を注いで、そのままパソコンの横に置いて、気づいたら冷めてる——そんな繰り返しだったんですよね。

変わったきっかけは、友人の家でゆっくり淹れてもらったほうじ茶でした。同じほうじ茶なのに、なんだか全然違う味がして。たぶん、ちゃんとそれだけに向き合って飲んでいたからだと思います。

それから少しずつ、お茶の淹れ方を変えてみました。

変えたのは、ほんの小さな順番だけ

実は、特別な道具は何も買っていません。変えたのは順番と、向き合い方だけです。

まず、お湯を沸かしながら急須と湯呑みを温める。それだけで、なんとなく準備が整う感じがして気持ちいいんです。茶葉を量るとき、多めかな、少なめかな、と考えるその一瞬も、意外と好きになりました。

お湯の温度も少し気にするようにしました。緑茶なら少し冷ます、ほうじ茶や紅茶は熱めで。温度によって味が本当に変わるんですよね。これが意外と面白くて、いろんな種類を試したくなってきました。

一番変わったのは、「淹れている間はそれだけに集中する」と決めたことです。スマホを見ない、別のことを考えない。お湯が注がれて、茶葉がゆっくり開いていくのをただ眺める——たった2〜3分のことなのに、それだけで頭がすっとするんです。

お茶が「切り替えスイッチ」になった

ていねいに淹れるようになってから、休憩の意味が変わりました。以前は「仕事の合間にとりあえず飲む」だったのが、「ここで一度リセットする」という感覚になったんです。

朝のひとり時間に、午後の作業前に、夜眠る前に。一日に何度かある「お茶の時間」が、暮らしのリズムをつくってくれるようになりました。

あなたはどんなお茶を飲みますか?もし毎日がなんとなくバタバタしているな、と感じたら、一度だけていねいに淹れてみてください。それだけで、ちょっと違う一日になるかもしれません。