正直に言うと、起きてから最初にやることって、ずっとスマホを確認することでした。
アラームを止める → SNSをチェック → ニュースをなんとなく眺める。そのままベッドで30分が経って、「あ、もう起きなきゃ」ってなる毎日。なんとなく朝がもったいない気がしていたんですが、それが当たり前だと思っていたんですよね。
変えるきっかけになったのは、友人の一言でした。「朝にスマホを見ると、他人の時間で自分の一日が始まるよ」って。そのとき「あ、確かに」ってちょっとハッとしたんです。SNSを開いた瞬間から、誰かの投稿や出来事が頭に入ってきて、気づけば自分の感情が動いている。自分の朝なのに、他人のペースで動き出してしまっていたんですね。
スマホなしの朝、最初の1週間
最初は「何をしていいかわからない」感覚でした。スマホを見ないと決めたとたん、手持ち無沙汰になって、なんとなくぼんやりしてしまって。
でも、それがよかったんです。
ぼんやりしながらコーヒーを淹れて、窓の外を眺めていると、鳥の声とか、外の光とか、そういうものをじっくり受け取れる。頭がだんだん静かに整ってくる感じがして、「朝ってこんなに静かだったんだ」って、ちょっと驚きました。
最初の2〜3日は15分が限界で、「ちょっとだけ…」とスマホを開きそうになったこともあります。そのときは、コーヒーをもう一杯だけゆっくり飲むことにしていました。これが意外と効くんですよね。
気づいたら、朝が「自分の時間」になっていた
1週間ほど続けたころから、朝の時間がだいぶ変わってきました。
スマホを見ないぶん、自分がやりたいことを考えるようになったんです。「今日は読みかけの本を読もう」とか、「昨日気になったことをノートに書いてみよう」とか。誰かの投稿に引っ張られることなく、自分の気持ちで朝を始められる。それがこんなに気持ちいいとは思いませんでした。
ちなみに今は、スマホを見るのは朝ごはんを食べ終わってからにしています。そうすると、だいたい1時間近く「スマホなしの朝」ができあがっていて、その時間に本を読んだり、ストレッチをしたりしています。
自分でも驚いているんですが、この変化は「やめた」だけで起きたんですよね。何かを足したわけじゃない。ただスマホを朝イチに見るのをやめただけで、朝の景色がまるっと変わりました。
あなたも明日の朝、ちょっとだけスマホを置いてみませんか?