仕事が終わらない日って、ありますよね。
やることリストがどんどん増えていくのに、一向に終わる気配がない。気づいたら夜の9時で、「今日も残業してしまった……」とため息をつく。そんな日が続いていたころ、私はちょっとした発想の転換をしてみました。
タスクを「追加する」のではなく、「やらないことを先に決める」という方法です。
「今日やらないこと」リストを作り始めた理由
きっかけは、職場の先輩の一言でした。「仕事が速い人って、やることを増やさないんだよ」という話を聞いて、最初は「それができたら苦労しないよ」と思ったんです。でも、ちょっと気になって、試しに真似してみることにしました。
やり方はとてもシンプルです。朝イチにその日のタスクを全部書き出して、「今日はやらなくていいもの」に横線を引く。それだけ。
実はこれ、やってみると意外と気持ちがいいんですよね。「今日はこれだけに集中する」という境界線ができて、頭の中がすっきりする感覚があります。ちなみに私は手帳に手書きでやっていますが、スマホのメモでも十分だと思います。
やらないことを決めると、不思議と仕事が前に進む
最初は半信半疑でしたが、やってみると変化はすぐに出ました。
以前の私は、とにかく全部やろうとしていました。メールの返信も、書類の整理も、来週でもいいタスクも、ぜんぶ「今日中に」と抱えていた。でもそうすると、どれも中途半端になってしまって、結局すべての処理が遅くなる悪循環に陥っていたんです。
「今日やらないこと」を決めてからは、残ったタスクへの集中力がはっきり上がりました。「これだけ終わらせればいい」という安心感があると、余計なことを考えずに目の前の仕事に向き合えるんです。これが意外と、じわじわ効いてくる。
今では、朝の5分で「やらないリスト」を作るのが習慣になっています。おかげで退勤時間が1〜2時間は早くなりました。
あなたも、もし「仕事が終わらない」と感じているなら、タスクを増やす前に「削る」ことを試してみてください。意外と、そっちの方が仕事はぐっと前に進むかもしれません。