以前の私は、残業が当たり前になっていました。毎日「今日こそ早く帰る」と思いながら、結局18時を過ぎ、19時になり。気づいたら「残業してることに慣れてしまった自分」がいたんですよね。
特に気になっていたのが、「タスクはあるのに、なんとなくダラダラしてしまう」という感覚。やることはわかってるのに、なぜか終わらない。それが長いあいだ続いていました。
「終わる時間」を先に決めてみた
転機になったのは、ある本で読んだ一文でした。「人は締め切りがなければ、仕事を膨らませる」というもの。読んだ瞬間、「あ、これ私だ」と思いました(笑)。
それから試してみたのが、タスクに時間を割り当てること。たとえば「このメール返信は9:00〜9:30」「この資料は10:00〜11:30」というように、学校の時間割みたいに仕事を区切ってみたんです。
最初はうまくいきませんでした。予定通りに終わらないことの方が多くて、「やっぱり無理か」と思ったことも。でもそれが意外と大事で、「なぜ時間通りに終わらなかったか」が少しずつ見えてきたんですよね。見積もりが甘かったり、途中で別の作業が割り込んできたり。ダラダラの「原因」が分かるようになってきたんです。
続けてみてわかったこと
2〜3週間続けると、少しずつ感覚が変わってきました。「この仕事、だいたい1時間くらいで終わるな」という見当がつくようになってきたんです。
これが意外と、仕事のスピードに効きました。時間が決まっていると、自然と「この時間内に終わらせよう」という気持ちになる。メールの文章もコンパクトになるし、資料も「完璧を目指しすぎない」ようになりました。
ちなみに今は、朝の最初の10分でその日の時間割を手帳に書くのが習慣になっています。全部ぴったり通りにはいかなくても、「今日何をどの順番でやるか」が見えているだけで、気持ちの余裕がぜんぜん違います。
定時に帰れる日が増えてくると、夜の時間の使い方も変わってきました。「今日も残業か」という重たい気分がなくなって、帰ってからごはんをゆっくり食べたり、好きなことをする時間ができたり。それが今はいちばんうれしい変化かもしれません。
もし「なんとなく残業している」と感じることがあれば、まずタスクに時間を決めるだけ試してみてください。ぴったりいかなくても、それだけで気づくことがきっとあると思いますよ。