残業を手放したら、朝が変わった話

2026年6月26日 1 分で読めます

去年の秋、私は会社のトイレで泣いていました。

残業が月40時間を超えるのが当たり前になっていて、家に帰ってもごはんを作る気力もなく、コンビニのおにぎりをかじって寝るだけ。週末は一日中寝て終わる日々が続いていました。ある朝、鏡を見たら顔色がひどくて、「あ、このままじゃ本当にダメだ」とはっきり思ったんです。

健康診断でも「要注意」の項目がいくつも並んで、体はとっくに限界を超えていました。それでも当時の私は「仕事が多いんだから仕方ない」と思っていました。あなたも、そう感じたことはありませんか?

「残業しないと終わらない」は思い込みだった

転機になったのは、尊敬している先輩に言われた一言でした。

「なおちゃん、仕事って時間を与えると、その分だけ膨らむ生き物なんだよ」

正直、最初はよくわからなかったんですが、試しに「今日は19時に絶対帰る」と自分に宣言してみたんです。そうしたら不思議なことに、ちゃんと終わるんですよ。

それまでの私は、無意識に「まだ時間あるから後でいいや」を繰り返していたんだと気づきました。終わりの時間を決めたことで、朝のうちに「今日やるべきこと」をリストアップするようになって、自然と優先順位をつけられるようになったんです。

これが意外と効いて、週3〜4回あった残業が週1回以下に。ちなみに仕事の質が下がったかというと……正直、むしろ上がった気がしています(笑)。集中力って、制限があるほど高まるんですよね。

朝の余白が、人生を少しずつ変えてくれた

残業が減ったことで、夜に少し余裕が生まれました。そうしたら自然と早く眠れるようになって、翌朝の目覚めもよくなって。気がついたら早起きを600日以上継続できていました。

朝のしーんとした時間に、コーヒーを飲みながら本を読んだり、軽くストレッチしたり。「自分のための時間」がある毎日って、こんなに気持ちがいいんだと初めて知りました。その積み重ねが、体重マイナス8キロ、月3冊の読書習慣につながっています。

仕事の終わらせ方を少し変えただけで、こんなに変わるとは思っていませんでした。

「忙しくて自分の時間なんてない」と感じているあなたへ。今日だけでいいので「〇時に帰る」と決めてみてください。完璧じゃなくていいんです。一歩だけ、試してみませんか?